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適応障害について詳しくなる|定期的にチェックしてみよう

環境に適応できない病気

カウンセリング

ストレスによる症状が発症

病気というのは症状が出るため、その症状を見てどのような病気にかかっているかがわかり、治療方法も判明します。しかし、適応障害という病では明確な症状が確定していません。ある環境に適応できないことが発症の原因になり、適応できないことが症状そのものだといえるからです。ですから具体的な症状が決まっていないという特徴があります。環境に適応できないとストレスが溜まり、そのストレスが様々な症状を引き起こすわけです。それは適応障害の結果引き起こされた症状で、適応障害そのものが引き起こす症状ではないのです。例えば会社で職場異動になって新しい職場に適応できないとします。このようなときに適応障害を発症するのです。鬱病であれば抑うつ気分になったり、不眠や過眠になったり、食欲が増加したり減退したりといった症状が出ます。統合失調症の場合には妄想や幻覚が引き起こされるケースもあります。このように、適応障害によって引き起こされる症状は状況によって変化するので、症状に応じた治療が必要となってきます。ただし数多くの患者に比較的共通する症状というものはあります。例えば抑うつ気分が起こりやすくなる上に、落ち込み気分が多く見られます。鬱病との違いがわからなくなることがありますが、落ち込み気分の背景に明らかな環境の変化があるかないかが、適応障害の判断基準となります。

自己判断をする方法

適応障害は突然発症します。新しい環境に適応しない場合、しばらくは適応しようとして我慢しますが、そのストレスが溜まった時に爆発して会社を辞めてしまうことがあるのです。精神的に不安な人は専門医の診断を受ければ、適応障害かどうかがわかります。しかしいきなり精神科医を訪ねるのは勇気がいります。そのような時は自分なりに工夫して、チェックをしてみることです。ネット上にはセルフチェックができるサイトなどもありますから、それを利用するとある程度の自己診断ができます。チェックの方法ですが、例えば環境の変化があった場合、それを克服しようとして努力をしたかどうかをチェックします。イヤな環境に配属された時に、すぐに背を向けてしまうのは好き嫌いの問題です。克服しようと努力した結果、ストレスが溜まって発症したのなら適応障害ということになります。また日常生活において引っ越しなどの環境の変化があり、周囲の人間とうまく解け合うことができずに落ち込んだりする場合があります。これによって日常生活が送れなくなるようだと適応障害ということになります。周囲と適応できなくても、気にせずに日常生活をしっかり維持できる場合は病気ではないのです。また他の病気の影響で気分が落ち込んでいる場合もあるので、その点をしっかりチェックする必要があります。適応障害からストレスが生じ、そのストレスが色々な症状を引き起こします。そのため症状の範囲が広すぎて適応障害かどうかわからなくなります。もしかしたら他の病気が原因になっていることもあるので、それをチェックする必要があります。このようなチェックをしてみて、やはり不安を抱く場合は専門医を受診した方が安心できます。