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適応障害について詳しくなる|定期的にチェックしてみよう

素早く気づいて素早く治す

笑顔の男性

病気の兆候を見逃さない

適応障害とは環境や出来事と自分との間にズレを生じ、適応できなくなることで様々な不調が現れる病気です。もっと分かりやすく言えば、例えば職場などが変わって新しい職場に慣れようと必死に努力したにも関わらず慣れることができなくて、ストレスが高じ、様々な症状が現れてしまう、これが適応障害です。 実は、適応障害のチェックは中々に難しい面を持っています。それというのも、適応障害には決まった症状がないからです。ある人はイライラや睡眠障害などのメンタル面での不調が出ますし、またある人には腹痛を起こしたり、頭痛がひどくなったりといった身体症状が出ることもあります。人によって様々な症状が出るので、「適応障害を疑う時にはこの症状をチェックしましょう」ということが言えません。結果、クリニックの受診が遅れ、病状を重くしてしまう方がたくさんいるので、注意が必要です。 また逆に「これは適応障害の症状だから」と決めつけるのも危険です。今お話ししたように、適応障害で現れる症状は実に千差万別です。ですから、てっきり適応障害の症状だと思っていたら、裏にもっと他の病気が隠れていた、という場合も多々あるのです。特に身体症状が強く出ている場合には、他の病気がないかどうかをチェックしましょう。 厄介な面のある病気ですが、適切に対処すれば必ず良くなる病気でもあります。自分の心と身体に耳を澄ませてその兆候をしっかりとキャッチして、早めに対処することで健康な生活を取り戻しましょう。

自分で確認するポイントは

ありとあらゆる症状が出るため、中々それと分かりづらい面のある適応障害ですが、自分でチェックして早めにクリニックを受診するためには、どのような点に気をつけたらよいでしょうか。 まず、覚えておきたいことは適応障害の場合、症状そのものよりもその度合いと、きっかけになったことに注目するということです。適応障害には必ず原因となるような何かが存在しています。それは、一口に言ってしまえば環境の変化です。職場が変わった、引越しした、彼女と別れたなど何らかの環境変化があってから、3ヶ月以内に発症することが多いのです。ですから、症状が現れる3ヶ月以内に何らかの環境変化があった場合には、適応障害を疑った方がいいでしょう。 また、環境変化があれば誰でも多少は身体なり心なりに不調が現れます。職場が変わってどうも最近肩こりがひどくなった、などです。問題は、それが日常生活に支障をきたす程のものなのかという点にあります。肩こりがあっても特に問題なく仕事ができていれば、それは適応障害とは言えません。しかし肩こりがひどくて眠れない、気になって仕事が手につかないとなったら、それはやはり一度クリニックを受診しましょうという話になります。原因と程度、この二つをチェックして当てはまるものがあれば、心療内科を受診して専門家によるチェックを受けてみましょう。いまはカウンセリングをしっかりと行なってくれるところが多いため、安心して行くことが出来ます。何かとストレスがたまりがちな現代、自分はならないと決めつけずに、早めの受診を心がけましょう。